書籍「はじめての音響数値シミュレーション プログラミングガイド」(2012年11月,コロナ社)を発行しています。
本書籍はこのプロジェクトをまとめたもので,音響数値計算のための数値シミュレーションの手法(有限要素法,境界要素法,時間領域有限差分法,音線法,CIP法)について,特徴,基礎理論と定式化,コーディングについて詳しく説明しています。目次はコロナ社の「立ち読み」から確認できます。
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本書の特徴
・FEM, BEM, FDTD, CIP, 音線法,と音響数値解析の代表的な手法が網羅されている。
・手法の解説の後に,理論をプログラムに落とし込む「肝所」を詳しく解説している。
・現在大人気のPythonをいち早く採用しました。他言語と比べてコードが短いため理解が容易です。
・各手法の巻末にソースコードを全て掲載しています。
書籍および本プロジェクトで公開しているプログラムはPython2で書かれています。公開しているプログラムは,現在のPython2で動作するように,書籍から極一部を書き換えています。このプログラムをPython3で動作させるためには,さらに書き換える必要があります。現在,プロジェクトメンバーはPython3のコードの公開に向けて整備を続けています。